
毎月10日はラ・テール洋菓子店のサンクス・ケーキの日
ラ・テール洋菓子店の開店記念日は1998年5月。その初心を忘れないために、毎月10日をお客様感謝の日(サンクス・デー)として、その日にしか出ない「サンクス・ケーキ」を毎月一品開発し、ご予約のお客さまにだけにお渡ししています。
この日だけのケーキですが、素材の産地を厳選し、通常のお菓子と同じように開発、準備をしてでき上がったものをご用意。数量も限定させていただいています。 サンクス・ケーキには毎年、年間を通じてのテーマがあります。
たとえば、「ロールケーキ」の年もありましたし、「チョコレート」「シュー生地」がテーマの年もありました。
2026年のテーマは「出会い」。基本となるケーキとの出会い、生産者の方々との出会い、素材と素材の組み合せという意味での出会い…様々な出会いのエピソードとともに日頃の感謝の気持ちを込めて、 サンクス・ケーキをおつくりします。
8月は、旬の川中島白桃をみずみずしさを味わう贅沢なタルトに仕立てました。
旬の桃「川中島白桃」を使ったタルト
8月のサンクス・ケーキの開発は、ベテランパティシエの松田が担当します。
夏に旬を迎える「白桃」。その中でも8月から9月上旬に収穫される「川中島白桃」を主役にサンクス・ケーキをおつくりします。
川中島白桃は、大玉で果肉は白く、しっかりとした食感が特徴です。果汁をたっぷりと含んだみずみずしい味わいと、豊かな甘みをお楽しみいただけます。
また、栽培時間が長い晩成品種のため、夏の太陽の恵みをたっぷりと受けながら、じっくりと果実が実ります。
そのままでも充分においしい川中島白桃を、自家製のコンポートに仕立て、贅沢にたっぷりと使用したタルトに仕立てました。
相性の良いルバーブの程よい酸味がアクセントに
パイ生地の器に、フランジパーヌ(アーモンドクリームとカスタードクリームを合せたクリーム)を詰めて、香ばしく焼き上げました。パイ生地には、フィユタージュ・アンヴェルセを使用。通常のパイと製法が異なるフィユタージュ・アンヴェルセは、焼き上がりの軽さやサクサクとした食感が特徴です。
焼きあがった熱々のタルトに、風味付けで木苺のお酒を打ち、カスタードクリームを絞り、川中島白桃の自家製コンポートをたっぷりと載せて、クリームを添えました。
タルトの縁には、ルバーブのジャムを彩りよくあしらい、ココナッツファインを使ったシュトロイゼルを添えて、食感と味わいのアクセントとなっています。
また、フランジパーヌにもルバーブのジャムをマーブル状に忍ばせました。白桃の豊かな甘みとルバーブの酸味が相まって、絶妙な味わいをお楽しみいただけます。
こだわりの製法でおつくりしました
川中島白桃のおいしさをそのままお伝えしたく、シンプルにコンポートに仕立てました。ほんのり火を入れることで、白桃ならではのとろけるような果肉感と、みずみずしくジューシーな味わいを引き出しました。
また、パイ生地に入れたフランジパーヌは、通常一対一の割合でアーモンドクリームとカスタードクリームを合せますが、今回は、カスタードクリームの割合を多くして、しっとり、もっちりとした食感に焼き上げました。
カスタードクリームに生クリームを合せた、コクのある口溶けの良いクリームとバニラのさやを添えて仕上げました。
川中島白桃のおいしさを引き立てるクリームや生地との調和。
それぞれの素材が重なり合う、三位一体の味わいをお楽しみください。
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