製菓マイスターがおつくりする

美瑛のクリスマスシュトレン

製菓マイスターがおつくりする

美瑛のクリスマスシュトレン

自然に生きる

1998年の創業当初から、国産やオーガニックの素材にこだわり続けたラ・テール。そして、素材の産地と生産者とのつながりから北海道美瑛に店舗を立ち上げるに至ったフェルム ラ・テール。その2つのメインパティシエを勤めたHiroko Bacsaの、2023年スペシャリテシュトレンです。今できる限りのこだわりを全て詰め込んだ、今年のシュトレンをご紹介します。

Material&Meister

-こだわりの素材と製法-

ドイツの製法そのままでおつくりしました。ドイツに数あるレシピの中でも、今回はドイツ中部に位置するThüringen(チューリンゲン)風。マジパンは使わずに、ドライフルーツやナッツがぎっしりと詰まっています。

美瑛小麦100%の旨み

美瑛小麦100%のオリジナルブレンド小麦粉「美瑛の風」を使用しました。強力粉の「春よ恋」に薄力粉の「きたほなみ」をラ・テールだけの独自配合でブレンドしています。まずは、国産小麦のそのしっかりとした旨みに驚かれることと思います。

Bdm Butter

ふくよかなコクには欠かせない発酵バター。希少な発酵バターの中でもフランス・ノルマンディーの「イズニーサントメール」と北海道のタカナシ乳業が共同開発した、市場には出回っていないBdmバターを特別に分けていただきおつくりしています。フランスの伝統製法に基づき低温で長時間発酵させたクリームを使って撹拌された発酵バターは、なめらかで香り豊か。フランスでしか味わえなかったおいしさを北海道産で実現しました。

酵母は白神こだま酵母を使用。北海道産のてんさい含蜜糖や塩、ジャージー牛乳、オーガニックバニラビーンズなどの副素材にもこだわりを。じっくりを焼き上げ、シナモンとバニラの香りを引き立てました。

焼き上がりが縦210mm、横120mm、900gと普段は特注でしかかなわないボリューム感。毎日少しずつ切りながら、もしくはパーティーなどの席に。クリスマスの近づきとともにアドヴェントをお楽しみください。

※手づくりのため、サイズには多少のバラつきが生じる可能性がございます。

  • 2種類のリキュールに漬け込んだオーガニックレーズン、オレンジ、クランベリーなどドライフルーツとナッツをたっぷりのラム酒に漬け込み、贅沢に混ぜ込みました。

  • 貴重なオーガニックバニラビーンズをたっぷりと。砂糖は北海道産のてんさい含蜜糖を。塩はオホーツクの塩、美瑛産ジャージー牛乳、…こだわり素材の饗宴です。

  • オリジナルブレンド小麦粉「美瑛の風」を使用して、手早く混ぜ合わせます。焼き上がりが900gと、クリスマスまで大切な人とたっぷりいただけるサイズ感。

  • 一つずつ、仕上がりを見ながら丁寧に焼き上げていきます。新鮮なスパイスの香りが部屋いっぱいに。

  • 焼き上がりを温かいうちにバターに浸します。こうすることで生地にコーティングが施されます。

  • バターの上から、てんさいグラニュー糖。これもコーティングのため。こうすることでアドベントの間楽しむことができます。

Hiroko Bacsa

10年間ドイツで修行を積み、ドイツ製菓マイスターを取得。ミシェラン1つ星レストランのパティシエ勤務などの経験を持つ。帰国後は、創業当初から国産やオーガニックの素材にこだわり続ける洋菓子店ラ・テールのメインパティシエを経て、現在は北海道のフェルム ラ・テール美瑛本店にて同じく料理人マイスターの資格を持つ夫デニスとともにお菓子の開発、レストランの運営に携わりながら「自然に生きる」お菓子づくりを実現している。

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