毎月10日にお届けしている「サンクス・ケーキ」。
この日のためだけに開発された特別なケーキを、皆さまへの感謝の気持ちを込めておつくりします。
6月は山梨県小野さんから届く「さくらんぼ」を使ったジュレ&レアチーズケーキです。
山梨県の小野さんから届く採れたてのさくらんぼ
今回のサンクス・ケーキはラ・テール洋菓子店シェフパティシエの池田が担当いたします。ラ・テールが長年お世話になっている山梨県南アルプス市でさくらんぼ農園を営む小野さんのさくらんぼを分けていただきます。
小野さんの農園では、畑にあえて雑草を生やす「草生栽培」でさくらんぼを栽培なさっています。草生栽培とは、果樹栽培で取り入れられている栽培方法で、雑草を刈り取らないことで土の中の微生物を多様化させ、豊かな生態系を生み出し、「強い土」をつくる手法なのだそうです。また、堆肥や米ぬか、魚かすなどの有機質肥料などを投入することで、地力を維持するなど極力農薬を使用しない努力をされています。
おいしいだけでなく、安心して食べられる小野さんのさくらんぼを生かしたケーキをおつくりします。
さくらんぼのジュレとレアチーズケーキを重ねました
小野さんのさくらんぼのフレッシュな味わいをそのまま、たっぷりお召し上がりいただきたい、という想いでおつくりした6月のサンクス・ケーキ。
さくらんぼを包み込むジュレは、ほんのりミントとライムが香り、ジュレの下にはレアチーズケーキを層にしています。レアチーズケーキは通常クリームチーズを使うことが多いですが、今回はさくらんぼの味わいが生きるようにフレッシュのマスカルポーネとサワークリームを使ってレアチーズケーキをおつくりしました!コクがありつつしつこくない味わいが、暑い季節にもぴったりな仕上がりとなりました。
レアチーズケーキの中には、さくらんぼの自家製コンポートも。さくらんぼのジュレとレアチーズケーキの相性がよく、お口の中でとろけます…!
さくらんぼを生かしたケーキ
さくらんぼややさしく淡い味わいで、とても繊細な素材です。タルトやムースなどのケーキもおいしいのですが、生地に負けてしまったり、フレッシュのままでは味や香りが生かしきれずキルシュ(さくらんぼのお酒)を使ったりすることもよくあります。
6月のサンクス・ケーキは、さくらんぼ本来の味わいを生かすため、ジュレでフレッシュをそのまま包み込みました!
さくらんぼの旬は短く、この時期だけのお楽しみ。旬の味わいをご堪能ください!
(開発担当:池田 義行)
※天候などにより素材の品種や産地が変更になることがございます。予めご了承くださいませ。
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