新年の幸せを願う「ガレット・デ・ロワ」ご予約開始

 

フランスでは新年になると、お菓子屋さんやパン屋さんの店頭には、いろいろな模様の入った「ガレット・デ・ロワ(王様のガレット)」が、それは見事なほどたくさん並びます。

ヨーロッパにはキリスト教にちなんだお菓子が多いですが、これもそのひとつ。12月25日のクリスマスに馬小屋で誕生したイエス・キリストが、東方を旅する3人の博士「バルタザール」、「メルキオール」、「ガスパール」によってい1月6日に見つけられたことに由来し、キリストが公に姿を現したことをお祝いする日として「エピファニー(公現説)」が設けられました。ガレット・デ・ロワは、そのエピファニーに食べられてきた伝統菓子です。

お菓子の中にはひとつだけ陶器でできた「フェーブ(「そら豆」の意味)」が隠れていて、切り分けた時にこのフェーブに当たった人は、紙でつくった王冠をかぶり、王様(王女様)として祝福され、その日1日は誰にでも命令ができ、周りのみんなは王様の言うことを聞かなければいけません。そして、その人は今年1年を幸せに過ごすことができる!といういわれもある、遊び心のあるお菓子です。

フェーブ(そら豆)は胎児に似ていることから命のシンボルとしてヨーロッパでは扱われてきました。昔は本物のそら豆や、金貨などが入っていたこともあるようですが、最近ではもっぱら陶器でできたモチーフです。いろんな形のフェーブがあって、時代を反映しているかのよう。

さて!王冠をかぶるのはどなたでしょうか!

「ガレット・デ・ロワ」で新しい年の幸運を!

 

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※ラ・テール洋菓子店では、フェーブの代わりにアーモンドが入っています。フェーブは別添えでお渡しさせていただきます。